2010年1月12日火曜日

高校サッカー優勝校決定~総括~

 第88回全国高校サッカー選手権大会は、山梨学院大附(山梨)の初出場初優勝で幕を閉じた。
 
 私の予想はからくも外れてしまった笑。
 予想したとおり、山梨学院大は青森山田の要二人を徹底的にマーク。攻撃の際にも注意を払っていた。それにより二人に効果的なパスが供給されることは最も少なかったのではないか。個々のレベルは山田がやはり上回っていたと思うが、現代サッカーはパサーが命。パサーがつぶれている以上組織サッカーでは両校は同レベルになっていた。
 監督の作戦が見事に的中していたのである。
 もちろんそれでも二人の能力は一枚上手なのだが、決勝の緊張感もあって本来のプレーが出せない。慣れてきた後半は輝きを見せるも、周りが付いていかない。
 逆に山田のほうは相手をなめていた訳ではないが、効果的な作戦を練っていなかったのではないかと思う。柴崎、椎名に全権をまかせていたように見えた。だが、彼らはまだ高校生なのだ。プレー自体は任せても、構成、指針は必要であろう。
 この決着は監督の差ではないだろうか。
 

 しかし終了した選手権を振りかってみると、全国的にレベルがフラットになってきているのではないか?
 これは決して悪い意味ではない。むしろ底上げと同時に上位チームが伸びていないということだ。現在はJリーグの影響もあって、Jのサテライトも盛んであり、有能な選手はそちらに流れてしまっている。一昔前のような、その世代最強の人材が揃うタレントチームは今は存在していない。
 逆を言えばどのチームにも優勝する可能性があるという事だ。それは結果にも如実にあわられている。ここ5年間は初出場、初優勝が続いている。また連覇しているチームがない。
 インターハイ優勝の高校でも序盤で散ってしまうほど勢力図はフラットなのだ。
 これは純粋に監督の指導力如何が重要になってくる。山梨学院はタレントがいないにもかかわらず(もちろん全国区での知名度)山田より効果的なサッカーを見せていた。
 それは何より監督の効力が絶大だったと見ることが出来ると私は思っている。

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